◆カラー:スポーツグレー ※ナチュラル(生成り)も取り扱っております。
◆鬼才ラス・メイヤーによるカルト映画『Faster, Pussycat! Kill! Kill!(ファスター・プッシーキャット!キル!キル!)』の映画ポスターTシャツ。USインポート品
アメリカのB級ソフトコア・ポルノ映画監督、Russ Meyer(ラス・メイヤー)による代表作『Faster, Pussycat! Kill! Kill!(ファスター・ブッシーキャット!キル!キル! [または~プシィキャット!~])』(1965年)の映画ポスターTシャツを再入荷!
近年ではグッチ(GUCCI)の2018年秋冬コレクションで同デザインがプリントされたスウェットが発売された事でも話題に、またその他のラス・メイヤー作品『女豹ビクセン』『Cherry, Harry & Raquel!』といったポルノ映画は、日本のアパレルブランド Hysteric Glamour(ヒステリック・グラマー)のグラフィックの元ネタとなった事でも知られています。
本作はほとんどの彼の映画とは異なり、露骨なヌードシーンはありませんが、以下のような多くのトリビアが存在します。
●アメリカのTVドラマ『チャーリーズ・エンジェル』に大きな影響を与えた。 ●『フィメール・トラブル』『ピンク・フラミンゴ』『ヘアスプレー』等のカルト映画で有名なジョン・ウォーターズは、本作をフェイバリット映画に挙げている。 ●本作のタイトル曲「Faster Pussycat!」は数多くカバーされているが、特にアメリカのパンクバンド、The Cramps(ザ・クランプス)の1983年のライブアルバム『Smell of Female』でのカバーVer.が有名。 ●LA出身のハードロックバンド、Faster Pussycat(ファスター・プッシーキャット)のバンド名は本作に由来。 ●米フィメールパンクバンド、Frightwig(フライトウィグ)は、1986年に2ndアルバム「Faster, Frightwig, Kill! Kill!」をリリース。 ●Janet Jackson(ジャネット・ジャクソン)の「You Want This」(1994年)のMVは、本作のオマージュ。 ●英国の女性グループ、Spice Girls(スパイス・ガールズ)の「Say You'll Be There」(1996年)のMVは、本作と『パルプ・フィクション』)にインスパイアされたもの。 ●映画監督のクエンティン・タランティーノは、彼の映画『デス・プルーフ』のクレジットで本作に言及し、マイヤーに感謝の意を表した。 ●米ロックバンド、The Killers(ザ・キラーズ)の「All These Things That I've Done」(2004年)のMVは、本作のオマージュである。
ラス・メイヤー(実際の発音は“マイヤー”)は、アメリカ軍の従軍カメラマンとして、第二次世界大戦の西部戦線で撮影を行い、除隊後はプレイボーイ誌のカメラマンとして活躍。映画製作者としては1950年代後半から1970年代の半ばまでが全盛期であり、エロティックかつバイオレンスにあふれている作風が多い。基本的に巨乳の女性が好きで、巨乳の女優ばかりが登場し男を押しのけて暴れまくるエクスプロイテーション映画を撮った。メイヤーはポルノを中心に撮影していたが、あくまでソフトコア系でいわゆる本番の無い作品が中心であった。巨乳へのこだわり、女性上位のストーリー、および脚本・監督・撮影・編集・配給までを全て個人でこなす究極の映画製作者である事などから、メイヤーの作品はカルト的な人気を集め続けている。代表作は、本作の他、『女豹ヴィクセン(Vixen!)』 (1968年)、そして彼自身が代表作と考える芸能界の裏側を描いた『ワイルド・パーティー(Beyond the Valley of the Dolls)』(1970年)。