◆ラモーンズのベーシックロゴTシャツ。ラグラン・スリーブ版 USインポート オフィシャル品 廃番 デッドストック
90年代に起こったバンドTシャツブームでもその中心にあった、NYパンクの代表、Ramones(ラモーンズ)のTシャツです。全てのバンドTの中でも超ロングセラーといえるこのアートワークは、パンクの元祖としてのステータスや大統領府由来のイーグルロゴのカッコ良さが好まれてパンクロックを聴かない人も巻き込んだ一大ブームとなりました。
アルトゥーロ・ヴェガの手によるこの紋章デザインは、気負ったパンクな服装でなくてもアメカジ風の普段着としてサラッと着られる点が人気の秘訣です。
この有名なアートワークは、Ramonesメンバーと共に暮らしていたメキシコ生まれのアメリカ人、Arturo Vega(アルトゥーロ・ヴェガ)によって Seal of the President of the United States(大統領行政府の紋章)を元に制作されました。ヴェガは1974年以来、Ramonesのクリエイティブディレクターを務め、Ramonesアート、シャツ、特別コレクションなどをデザインした人物で、2013年、ガンにより65歳で亡くなりました。ヴェガ本人も背中に自らデザインした紋章のタトゥーを入れており、写真に残されています。(自分のニックネーム ARTYの名前が入っています。)
ラモーンズの紋章は、大統領府のイーグルが持った13本の矢の代わりに、Johnny Ramoneの大好きなメジャーリーグを表した野球バットを持たせています。またイーグルの上部から飛び出す矢の本数は15本から11本、7本へと年代が進むにつれてシンプル化され、本数を減らしています。(※ ジョーン・ジェットの写真のTシャツが15本バージョン) この矢の本数を見れば、ヴィンテージ(もしくは復刻版)のデザインか最新版のデザインかが分かります。