◆The Smiths（ザ・スミス）EP『Sheila Take A Bow』のジャケット・デザインTシャツ。UKインポート品。

The Smiths（ザ・スミス）が、1987年にリリースしたシングル『Sheila Take A Bow』のジャケット・デザインTシャツを入荷！
このシングルは、モリッシーが初めて恋愛観について書いた曲。ジャケット写真は、Andy Warhol（アンディ・ウォーホル）プロデュースによる1971年公開の映画『Women In Revolt』のワンシーンを切り取ったモノで、主演のトランスセクシュアル、Candy Darling（キャンディ・ダーリン）である。
キャンディは、ウォーホール・スーパースターでトランスセクシュアル・アイコンとして知られるアメリカ人女優で、ウォーホル映画の『Flesh』(1968)にも出演している。また、The Velvet Underground（ヴェルヴェット・アンダーグラウンド）のミューズであった。白血病により、29歳の若さでこの世を去った。
ヴェルヴェッツの1969年発表の3rdアルバム『The Velvet Underground』の1曲目に収録されている「Candy Says」は、Lou Reed（ルー・リード）によって書かれたキャンディについてのナンバーで、ルー自身の代表曲「Walk On The Wild Side（ワイルド・サイドを歩け）」の歌詞の中にもキャンディが登場する。また、ルーとも馴染みの深いイギリス人ミュージシャンで、自身もトランスジェンダーである Anohni（アノーニ ）による音楽プロジェクト、Antony & the Johnsons（アントニー・アンド・ザ・ジョンソンズ）が2005年にリリースした傑作2ndアルバム『I'm a Bird Now』のジャケットには、白血病で病床に伏していたキャンディを捉えた写真 "Candy Darling on her Deathbed" が使用されている。また、ルーとアノーニはステージ上で、一緒に「Candy Says」を歌ったことも知られている。

※このTシャツは、イギリスで一時復刻されていたTシャツ（復刻メーカーが独自に制作）をデッドストックで入荷！在庫限り！

◆The Smiths（ザ・スミス）

1982年に英マンチェスターで結成された伝説のインディーロック・バンド、The Smiths（ザ・スミス）は、孤高のカリスマ、フロントマンの Morrissey（モリッシー）と天才ギタリスト Johnny Marr（ジョニー・マー）を中心に数々の名曲を発表し、イギリスの労働者階級の若者に支持された。バンドは1987年に解散し短命に終わったが、90年代のブリットポップ/オルタナロック・バンドに多大な影響を与えた。また、アートワークも独特で、モリッシーとラフ・トレードのアートディレクターであったジョー・スリーがデザインしたアルバムやシングルには、彼ら自身の姿は一切登場せず、その代わり二色刷りで映画やポップスのスターが印刷されていた。カバーに起用されたのはモリッシーの興味の対象で、古い映画やカルト映画のスターやイギリスの60年代のアイドルの写真を使用したこともあった。

◆Candy Darling（キャンディ・ダーリン）の写真