◆トロージャンのサブレーベル、Duke Records(デューク・レコード)のロゴTシャツ。UKインポート品
1968~1973年後半まで活動していたイギリスの Trojan Records(トロージャン・レコード) のサブレーベル、Duke Records(デューク・レコード)のロゴTシャツを入荷! 当初は Duke Reid(デューク・リード)の作品を取り扱うために設立されました。オリジナルの赤の単色ロゴではなく、当時のヒット曲の再発盤をリリースするようになってからの渋い2色刷りロゴがプリントされています。グッドデザイン!
1968年、Island Records(アイランド・レコード)と提携していたレコードショップMusiclandの経営者、Lee Gopthalによってイギリスに設立されたスカ、ロックステディ、レゲエ、ダブに特化したレーベル、Trojan Records(トロージャン・レコード)。ジャマイカのレーベルであるGay FeetのUK国内ディストリビューターとしてのGeyfeetレーベルや、Blue Catの他、多くのサブレーベルを持っていることでも知られます。
この “トロイの木馬”という名前は、ジャマイカで Coxsone Dodd(コクソン・ドッド=Studio Oneの創立者)とライバル関係にあった Duke Reid(デューク・リード)のサウンドシステムとして使用されていたイギリス・クロイドン工場製の Trojanトラックから名付けられました。 1970年には、Lee Perry's Upsetters、Bob and Marcia、The Cimarons、Desmond Dekker、Bruce Ruffin、Nicky Thomas and Dave、Ansell Collinsといったアーティストがミュージックチャートで成功を収めました。
Trojanの主な役割は、新しいアーティストの発掘ではなく、アイランド・レコードの姉妹レーベルとしての役割で、商業的な成功をもたらしたのは「Tighten Up」「Club Reggae」「Reggae Chartbuster」といった Duke Reid (Trojan)、Byron Lee (Atrantic)、Leslie Kong (Island) などを収録した人気の高い特価品コンピレーションシリーズでした。 またTrojanレーベルの中でも「レゲエ」という名称を曲の中で紹介したToots and the Maytals(トゥーツ・アンド・ザ・メイタルズ)は、イギリスでのレゲエの人気を生み出しました。
これらのTrojanの音楽は、モッズ、スキンヘッズ、Oi! などのイギリスのサブカルチャーにおいて特に人気を獲得し、Trojanのトレードマークは Lonsdate(ロンズデイル)のTシャツ/スウェットや Fred Perry(フレッド・ペリー)のポロ、サスペンダー、Baracuta(バラクータ)のハリントンジャケット、MA-1(エムエー・ワン)フライトジャケット、Dr.Martens(ドクターマーチン)のブーツ、ドンキージャケット等と共に、シンボリックなアイコンでもありました。